[車両消毒棟]
孵卵棟へ進入する全ての車両はここを通過して消毒されます。上部ノズル6ヶ所と側面ノズル12ヶ所から消毒液が散霧され、タイヤ部分は深さ15cmの消毒水漕を通過します。
[高床式入荷室]
外部からの汚染をシャットアウトし、各農場から集めてきた種卵を衛生的に受け入れることができます。
[オゾン殺菌システム付き 氷鮮庫]
低い温度と高い湿度を保ちながら良好な種卵コンディションを維持できる画期的鮮度管理システムです。ここで種卵は入卵までの間、一時的に保管されます。
[入卵準備室]
ここで種卵は台車にセットされ、孵卵をするための準備に入ります。
[マルチステージセッター]
ここでおよそ18日間、種卵はあたためられます。
卵から発生する温熱も有効活用できるマルチステージセッターです。
[検卵室]
孵化の進行状態やコンディションを知るために、卵に光を当てて中の状態をチェックします。
[卵内接種機イノボジェクト]
清浄なひよこたちにとって、外の世界は危険がいっぱい。一日でも早く免疫をつけさせるためにI・ひよこは卵の状態でワクチンを接種するイノボジェクトを採用しています。検卵から卵内へのワクチン接種、移卵をオートメーションで行なうことができます。
[水冷式 ハッチャー]
いよいよひよこ達が卵から出てきます。温度や湿度などのあらゆる条件を細かくコントロールすることにより、安定した発生を可能にしています。
[自動チックセパレーター]
卵の殻と生まれたばかりのひよこたちをやさしく分別していきます
専門の鑑別師さんが良質のヒナだけを鑑別します。
[自動箱詰システム]
ひよこの数をカウントし、自動で箱に入れていきます。同時にワクチン等の散霧(噴きつけ)も行なうことができ、可能な限りひよこのストレスを少なくする工夫がなされています。
[ヒナ保管室]
温度管理の行き届いた部屋で、ひよこたちは出発までの間を気持ちよく過ごします。
[シャッター隔離型出荷室]
専門のドライバーが自社専用車両(チックバン)にひよこ達を積み込みます。
孵卵場の機能を一元化してコントロールする集中制御室です。